個人タクシーのお客様の入り口は、二つだったそうです。
ご予約は、乗ってくれた方からの紹介。
あとは街中を走って、手を挙げてくれた方を乗せる。
長崎の中平さんも、長年この二本でした。
事前に調べて連絡をくれる「問い合わせ」は、ありませんでした。
それがいまは、月に5件ほど。
まったく知らないお客様から、電話がかかってくるようになりました。
この記事は、その間に何があったかの話です。
① その電話は、紹介でも流しでもない
ホームページ経由の電話は、かける方が必ず「初めまして」です。
紹介でもなく、目の前で手を挙げた方でもない。
事前に調べて、比べて、選んで連絡をくれた方です。
月5件の電話は、5件ともこの新しい入り口から来ました。
7月は、電話5件がすべてご成約でした。
考えてみれば当然で、料金もコースも読んだうえで電話をくれた方だからです。
ホームページは、電話の前に説明を済ませておいてくれます。
② 電話の向こうで起きていること
アクセスの記録には、お客様の動きがそのまま残ります。
旅行前の晩に、ご自宅のパソコンで「長崎 観光タクシー 料金」と調べる。
料金のページをじっくり読んで、翌日に電話をかけてくる。
そういう流れが、実際に見えます。
スマホよりパソコンからの訪問が多い週もありました。
旅行の計画は、家でじっくり立てるものなんですね。
紹介のツテがない旅行者にとって、検索は長崎のタクシーを探す唯一の道です。
ホームページは、その道の先に看板を立てる仕事でした。
③ 全部がうまくいっているわけではない
正直な話もします。
「長崎 観光 タクシー」といういちばん大きな言葉では、まだ大手の予約サイトに勝てていません。
記事はたくさんあるのに、料金ページへ人がうまく流れなかった時期もありました。
Googleの地図の枠にも、手続きの関係でまだ出られていません。
作ってすぐに全部うまくいく、という話ではないです。
勝てている場所と負けている場所が、はっきり分かれています。
④ だから、毎週見ている
負けている場所は、毎週の数字で見つかります。
毎週月曜、中平さんに1枚のレポートをお届けしています。
今週は何人来て、電話が何件で、どこで人が止まったか。
それを見て、直す場所を今週ひとつ決める。
その繰り返しです。
ホームページは、作った日がスタートです。
電話が鳴り続けるかどうかは、そのあとの世話で決まります。
このあたりは「作って終わり」がいちばん損にも書きました。
紹介だけで回っている店へ
紹介だけで回っている商売は、長崎にたくさんあると思います。
それ自体は強みです。
信頼で回っている、ということだからです。
ただ、紹介の輪の外にいるお客様には、あなたの店を見つける道がありません。
道をつくれば、電話は鳴る。
中平さんの月5件が、その実例です。
まとめ
- 予約は紹介だけ、あとは流しだった個人タクシーに、「問い合わせ」という三本目の入り口ができた
- いまは知らないお客様からの電話が月5件ほど。7月は5件すべてご成約。料金を読んでから電話が来るので、話が早い
- 全部は勝てていない。だから毎週数字を見て、直す場所をひとつずつ決めている
- ホームページの仕事は「紹介の輪の外」からの道をつくること
(掲載は中平様の許可をいただいています。電話の件数はホームページ上の電話タップの実測で、成果を保証するものではありません。)
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