「アプリを作る」と聞くと、どんなイメージがあるでしょうか。

プログラミングを何年も勉強して、専門のソフトを使いこなして、何ヶ月もかけて開発する——。少し前まで、それが常識でした。

でも今は違います。日本語でお願いするだけで、その日のうちにスマホで遊べるゲームが世界に公開できる時代になりました。
この記事では、私が実際にAIとゲームを作った一部始終をお見せします。

きっかけは、ふとした思いつき

ある日、AI(Claude)にこんなお願いをしてみました。

テトリスパズルのゲームを作成して。テトリスのような様々な形のブロックがあって、落ちてくるんじゃなくて、パズルを組み合わせていく。8×8のマスの中にドラッグして当てはめていく。縦1列もしくは横1列が揃ったら、その列は消える。スマホアプリをイメージしています。

思いついたままの、ふわっとした説明です。仕様書もなければ、設計図もありません。

数分後に返ってきたもの

ところが数分後、AIは完全に動くゲームを作り上げてきました。
しかも自分で画面を操作してテストプレイまで済ませて、「ライン消去も、ゲームオーバーも、スコア保存も動作確認済みです」という報告つきです。

テトリスパズルの実際のゲーム画面。8×8の盤面にカラフルなブロックが並ぶ

8×8の盤面に、下からブロックをドラッグして配置。縦か横の1列が揃うとシュッと消えて得点になる。コンボやスコアのアニメーションまで、最初から入っていました。

「公開して」と言ったら、本当に公開された

次にお願いしたのはこの一言です。

GitHubにアップロードして、Webアプリとして一般公開したい

すると、AIはコードの置き場所(GitHub)への登録から、Webサイトとしての公開設定までを自動で進めて、数分後にはURLが発行されました。

▶ 実際に遊べます → テトリスパズル

スマホでもパソコンでも、ブラウザでこのURLを開くだけ。アプリストアの審査もインストールも不要です。

この間、私が書いたコードは0行

3ステップの図解。日本語でお願い、AIが開発・テスト、その日に公開

強調したいのはここです。ここまでで私がやったことは、

  • 作りたいものを日本語で説明した
  • 「公開して」とお願いした

この2つだけ。プログラムは1行も書いていませんし、専門用語もほぼ使っていません。「テトリスみたいな」「スマホアプリをイメージ」——そんな伝え方で通じるのです。

もちろん、AIが書いたコードが本当に正しく動くのかは気になるところですが、そこも心配いりません。
AIは自分でゲームを何十手もプレイして、ブロックの配置・列の消去・ゲームオーバー・リスタートまで確認してから「できました」と言ってきます。作るだけでなく、テストまでAIがやる
これが2026年の開発風景です。

「作れる人」の定義が変わった

このゲーム、実はここからどんどん進化します。
パステルカラーへの模様替え、ホーム画面に追加できる本格アプリ化、タイムアタックなどの新モード、成績グラフ……。
すべて「日本語のお願い」だけで実現しました。
その様子は第2回で詳しく紹介します。

アプリを作れるのは、もうプログラマーだけではありません。「何を作りたいか」を言葉にできる人なら、誰でも作れる。そんな時代が、もう来ています。

まとめ

まとめ。1:日本語のお願いだけでその日に公開、2:コードは0行テストもAIが担当、3:必要なのは言葉にする力

  • 日本語の「ふわっとしたお願い」だけで、動くゲームがその日のうちに完成・公開された
  • 書いたコードは0行。テストもAIが自分でやる
  • 必要なのは技術ではなく「何を作りたいか」を言葉にすること

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連載第2回「AIとアプリを”育てる”という新しい開発」に続きます。