週に何通か届く、補助金やセミナー情報のメールマガジン。今週来た1通には、お知らせが15件入っていました。
補助金、無料セミナー、専門家の派遣、施設の管理者募集まで。スクロールしてもしても終わらない。
正直、全部読んでいますか。私は読めていませんでした。
先に結論です。メールを丸ごとAIに貼って、うちに関係あるものだけ選んで、と頼めます。
コツは1つだけ。自社の情報をひとこと添えることです。
① 全部読まないと、どれが関係あるか分からない
今週の15件をざっくり数えると、補助金や支援金が4件、無料セミナーが5件、専門家の派遣や相談窓口が5件、施設の管理者募集が1件でした。
このうち、うちに関係あるのはたぶん2〜3件。でも、どの2〜3件かは全部読まないと分からない。ここがいちばんしんどいところだと思います。
見落とすのが怖いから消せない。でも読む時間はない。それで未読のまま溜まっていく。心当たりはないでしょうか。
② やり方
手順は3つ。メール全文をコピーする。ChatGPTを開く。自社の情報とお願いを書いてから、メールを貼り付ける。これだけです。
頼み方の例を置いておきます。
うちは長崎市の飲食店で、従業員は5人です。
人手不足と、夜に残る事務仕事が悩みです。
下のメールから、うちに関係ありそうな情報だけ選んでください。
・選んだ理由と、締切があれば締切も書いてください
・関係ないものは、番号と一言の理由だけで大丈夫です
(ここにメール全文を貼り付け)
業種・場所・人数・いまの悩み。この4つを添えると、AIは選べるようになります。
こういう頼み方の文をプロンプトと呼びますが、見てのとおり普通の日本語です。無料版のChatGPTで足ります。
③ 実際にやってみた
今週届いた15件入りのメールで、上の例文のまま試してみました。
数十秒で返ってくる。関係ありが4件、条件つきが1件、残り10件は対象外。それぞれに一言の理由がつく。
関係ありの中身は、賃上げの支援金の説明会、無料の生成AIセミナー、社労士さんの無料派遣、経理の入門セミナー。開催日や締切もセットで並ぶ。
対象外の理由が、ちゃんとしている
感心したのはこっちでした。投資額20億円以上が条件の大型補助金には「従業員5人の飲食店には規模が合いません」。そりゃそうだ、と笑いました。
締切の近い順に並べ直して、という追加の注文もききます。
④ 最初にやった失敗
実は1回目は失敗しています。自社の情報を添えずに、メールだけ貼りました。
返ってきたのは、15件ぜんぶの丁寧な要約でした。どれも役立つ可能性があります、と。いや、それは分かってるんです。
AIは、捨てる基準を渡さないと捨てられません。うちはこういう店です、の一言がその基準になります。②の例文に自社情報を入れているのは、この失敗があったからです。
⑤ 気をつけること2つ
締切と要件は、必ず元のページで確認する
AIも読み間違えることはあるし、メールのあとに情報が更新されることもあります。申請する気になったら、リンク先の公式ページを見てから動いてください。
メールを貼らずに聞かない
「長崎の補助金を教えて」とだけ聞くと、AIが古い知識で答えることがあります。今日のメールを貼るから、今日の情報で選べる。ここは順番が大事です。
まとめ
長いメールを全部読む時間は、たぶんこれからも作れません。でも、読まずに捨てると見落とす。間にAIを挟むと、この2つの間を取れます。
AIが絞って、最後に自分の目で確かめる。この分担なら、メール1通あたり数分です。
ChatGPTをまだ触ったことがない方は「ChatGPTの始め方」からどうぞ。10分あれば試せるところまで書いています。
「うちの場合はどのメールを貼ればいいの?」という段階でも大丈夫です
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